大陸の冒険 アダナレロと天空の島

第５章 大地の島

「これから戦いの儀式を始める。」
一人の黒いマントをかぶった人が言う。
「まずは自分の魔物(モンスター)を召喚してください。」
すると＝＝は余裕の表情を浮かべ選ぶ。
すると相手はちょっと怒(いか)った顔で選ぶ。
「いいのか、そんなに余裕な顔して。」
＝＝に問いかける。すると自信を持った顔で
「ああ。お前こそ行き詰まるなよ。」
黒いマントをかぶった人が手を左右に広げ、こう言う。
「選ばれし魔物(モンスター)達よ！今、主人の元で蘇(よみがえ)れ！」
すると青い光を放ちながら、石板が中に浮く。そして両者の石板が開かれる。



「で、大地の島で山火事じゃと！」
村長はおじさんと話していた。
「ああ、なんか誰かの仕業でな、小さい子供がしたって噂だよ。」
おじさんは船の整備をしながら言う。
僕は
「小さい子供が？」
と心の中で呟く。
「目的は何なの？」
リームさんが言う。するとおじさんは
「なんか誰かの動きを止めたいみたいだって、噂が広がったんだ。」
おじさんは漕ぎながら悲しそうな顔で言う。
僕らは船の風を感じながら先へと進んでいく。
空が青い。太陽が眩しい。それに、それに、なんか気持いのと苦しいの中間に