青春中!

「ねぇねぇ…あの人かっこよくなかった?」


後ろの方でそんな声が聞こえた。




「あの坊主の人でしょ?私も思った!」


「たしか5組の人……」


「あたし城ヶ崎さんと喋ってんの見たことあるよー」


「まじ!?付き合ってんのかな……」




どんどんと話が盛り上がっている後ろの奴ら。他のクラスの女子だろう。




『……まじで?』


「ね、…言ったでしょ?」




あたしの思い違いでなければ
今後ろの女子等が言っている
《カッコいい人》って黒島の
ことだよね。……ありえない
コイツら目はたしかか。





そんなことを思う睦。





当の本人はクラスの奴らに囲まれていてよく見えない。






.
< 110 / 123 >

この作品をシェア

pagetop