電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
「これは・・・誰かの空想!?」
男は立ち止まってそれを眺めている。
「これが隠し道の正体なのか?たしか、噂では壮大なお宝が眠ってると聞いていたが。これだったとは。」



「ところで、そのメラコリってなにか異常放出物だったりする?」
「なんでそんなこと聞くの?」
「いや、たしか梅林町で異常放出物が大量に巷に出回って、大惨事を引き起こしたってあったから。」
私は、智美ちゃんに聞いた。
「そんなことがあったんだ。その正体って何?」
「たしか、ただのマグネシウムだったって話だよ。」
私が里美ちゃんに言うと、智美ちゃんは、
「ふーん。マグネシウムね…。」
なにか心当たりがあるかのような感じで言ったけど、私は関係ないから気にはしなかった。
みんなにもそのことを話しておこうと思う。そうあれは私がまだ小学校1年生のころだった。


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