電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①



「どういうことだよ。」
健輔が言った。
「ちょっと待て、よく確認してみるから。」
武志が地図をよく確認してみる。しかし、1つだけではなかった。
「変だろ、だって臨時ニュースでは…。」
「健輔。オレ思うんだけど、もしかしたら最初から1つだけではなかったんじゃないか?」
宏康ふが言った。
「どういうことだよ。」
「こういう考えはどうだろう?もしも、1つだけではなく、ニセモノつまり、ダミーウイルスが出現していたとしたら。別にマスコミはダミーウイルスまで存在しているとは思わない。」
「なるほど。確かにニュースでも1つでも、たくさんとも言ってはいない。きっと誤報問題を今でも気にしているんだろう。」
忠が言った。
「じゃあさ、どうすりゃいいんだ?これじゃあ、もしも本当にダミーウイルスが存在していたら。オレ達罰金5年間分背負わされるぞ。」
健輔は請求額のメーターを気にしている。
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