ゴーストな彼
悠の家...
「そんなモン何の役にも
 立たないよ・・・
 余計な怒りを
 買うだけ・・・
 言ったろ?」

「だったら
 どうすればいいのよ・・・」

あたしは半泣きで
悠に当たった

悠はしばらく考えた後
何かを決心したように

「俺についてきて」

「今から・・・?」

悠はドアをスッと抜けた

あたしは慌てて
悠の後を追った

悠のナビにしたがい
車を走らす

1時間ほど走っただろうか・・・
閑静な住宅街にある
一軒の家の前に着いた
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