【中編】彼女の嘘
料理を作っても、疾風の好きなものばかり。


バカだよね。


疾風しかって感じな事ばかりなのに。


今度は、戻る勇気がないんだ。


疾風の迎えを待ってる。


ありえないのに。


だって、疾風はここを知らないんだから。


嘘なんかつかないで吐き出せばよかった。


けど、それだけ私は追いつめられてたんだ。


いなくなるために仕事はやめれるのに。


結婚のためにやめれないってありえない。


はぁ。


どうしてかな?


自分がわからない。
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