昼休みに、あなたと。

あふれた思い。

どうしてここに先輩がいるの?

必死になって忘れようとしているのに。
私がどんな気持ちで先輩から離れたのか知らないくせに。

口を開けば、先輩に八つ当たりしてヒドい言葉ばかりが飛び出しそうで何も言えなかった。

それなのに。

「おまえなんで図書室に全然来ないんだよ!?毎日のように図書室に来てたのに、突然来なくなったら心配するだろ!!」

その言葉を聞いて、今まで我慢していたものが爆発した。
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