記憶の欠片


《おはようございます》




一際明るく、高い声が

オフィスに響き渡った。





声のトーンで、

白鳥さんと解ったので

真相を聞く為に近付いた。







白鳥さん



回覧板を見たんですけど…





『見てくれました。

お願いしますね』







飛び切りの笑顔で

言われてしまった…



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