こっちむいて伏見!
「先輩は知ってると思うけど、
すごく尊敬できるええひとやから…」
は?
なに言ってるの、このひと。
アタシが何言ってるかわかってんの?
「な、何
言うてんの…」
とんでもないことを言っておきながら彼はアタシと目を合わせようともしない。
あーそう、
そうなんですか。
やっぱりアタシのことはなんとも思ってないってわけ?
でも、
夏休みのときの。
あのときとかは…。
「じゃ、じゃぁ、
あのときの、
夏休み、日本橋行った時…!」