純愛 ~守りたい~

『だって…だって……ひとりぼっちで…皆もう帰って来ないって思ったんだもん。真っ暗で……寂しくて…。』


あたしがこたえると、















『んなわけないだろ?笑』


その人がこたえた。









『もう大丈夫よ。』


一緒にいた人も言い、部屋の電気をつけた。













『桐也…?桐也のお母さん。それに夏津紀に夏津紀のお父さん……?それに医者と…看護師さんたち?なんで…?』


あたしがキョトンとした顔をしていると、





< 373 / 492 >

この作品をシェア

pagetop