復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
「ひっ、ひぃぃ、冗談じゃねえよ!」

零は情けない声をあげて、ドアへ逃げようとする。

するとうつむいたままのマリが、手をかざすとバタリとドアが勝手に閉まった。

零がドアノブをガチャガチャと回して、体当たりをするがドアは開かない。

マリはどんどん零へ近づいていく。

悪臭が思考能力を奪っていくようで、奈々子は尻もちをついたまま動けなかった。

零の前で、マリが足を止める。
零は恐怖で腰がぬけたらしく、へなへなとドアの前に座りこんだ。

マリがゆっくりと顔をあげる。
奈々子は絶句し、零は目を見開いたまま硬直した。
< 203 / 221 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop