*-小さな恋物語-*
ー第2話ー 春期合宿・キモチ

新入生が入部して
1週間がたち
明日はいよいよ
春期合宿。


一年生4人も
みんなと仲良くなり
楽しい合宿になりそう♪


ー合宿当日ー



私は朝5時に起きて
念入りに準備をして
電車でみんなとの
集合場所へ向かう。



「ファーァ…早く着きすぎちゃぅなぁ-」


しばらくして
集合場所へ到着。



「ゃっぱり誰もいないか…苦笑」


少しして悠一が現れた。


うっゎ…
相森くんだよー
気まずいなぁ...
とりあえず
挨拶だけでも…


「お..相森くんぉはょ-…」

悠一は軽く頭を下げ
私から少し離れた所に
荷物をおろし、
携帯をいじっている。



本当に可愛くなぃッ!
挨拶ぐらぃしろっつーの!嫌な感じ....
早くみんなこないかなぁ…



しばらく沈黙が続き
たった10分が1時間に
感じるほどの
気まずい沈黙が…。



それからしばらくして
保志くんが現れた。


「はよっ!お前ら早ぇーな!笑」


「保志く-ん遅い遅い遅-いッ泣」


「おぃッ!俺でこの時間だぞッ!!美歌が早すぎんだよ」


「ゔッ…だって-着いちゃったんだもん…」


「知るかッ!あほ!!」



そんな言い合いを
していても、
悠一はなんら変化もなく
会話に加わることもなく
そのあと次々と
部員が集まり
あっという間に
いつものお祭り騒ぎに。


そしてみんなで
バスに乗り込み
体育館へ移動。


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