love letter



しばらくして

矢田くんが現れた



「帰ろ?」


私は頷き、友達に手を振った




この瞬間が、いつも待ち遠しかった



矢田くんが隣に来てくれると

それまでの苦しさが嘘のように消し飛んでた



電車の時間まで少しだけ時間があり

家の近くで立ち話


人目を気にしながらも、手を繋いで話してた





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