白いジャージ2 ~先生と青い空~



「あ~!良かった!ハンカチに包んでたおかげで無事だよ!」




先生は、安心したように星の砂と貝殻を私に見せた。


そして、またポケットへ入れる。




「あ!!俺の海パン…やばくねぇ?」


先生は、自分の下半身に視線を落とし、恥ずかしそうに砂の上に寝転んだ。



もちろんうつ伏せで…






思い出しちゃうね。


高校2年の夏、水泳の補習の時、更衣室で先生が言ってたよね。




『俺、海パンになれねぇや…』ってね。


かわいかった先生。





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