白いジャージ2 ~先生と青い空~
「直…俺、お前が好きだよ・・・」
先生は私の心が読めるの?
真剣な顔で、目を見つめたまま…
どんどん私をドキドキさせる。
体中に砂がくっついて、先生が動くたびにお互いの体の砂が擦れ合う。
「直………俺、夜まで我慢できねぇ…」
太陽の熱が先生の体を熱くする。
雲ひとつない空を見ようとしても、その視界は
先生のキスで遮られる。
目を開けると
先生しか見えない。
「先生……夜まで、我慢だよ…」
「わかってるって…」
言葉とは逆に、先生のキスはどんどん激しくなる。
ミャー…
ミャー…
木の影から私達を見つけた黒と白のぶち模様の猫。