白いジャージ2 ~先生と青い空~



部屋の隅に置いてあるスロットマシーンや、マッサージチェア、冷蔵庫の中…



いろんな物を珍しそうに眺めながら、部屋を歩き回る。



「やっべぇ…俺、我慢できないかも…」




ソファに座ったままの先生が目だけキョロっと私の方を見て、大きく息を吐く。




「カルボナーラ食べてからだよ、先生。」



冷蔵庫の中の無料のスナック菓子を取り出す。



「先生、これも食べていいの?ラブホってすごいんだね~!」



その下の冷蔵庫のようなものを開けると…



見たこともない文字が目に入る。




「きゃあ!!」



私は勢い良く扉を閉めた。






< 346 / 354 >

この作品をシェア

pagetop