白いジャージ2 ~先生と青い空~



「じゃあ、お前がそこまで言うならこれにするよ!」



子供達の波に飲まれた俺を置いて、直はレジへ並ぶ。

慌てて俺も直の元へ急ぐが、子供達が足に絡みつき、なかなか前に進めない。

それを見た直が、母親のような優しい微笑みを浮かべた。



プレゼント用に包んでくださいと言い忘れた俺に代わって、直が言ってくれた。





直はすげぇよ。


俺にはもったいないくらいのいい女。




「サンキュ…な!」



ピンクの包装紙で包まれるおもちゃを見つめる直の頭を撫でる。


撫でた時の見上げる顔が好きだ。



照れたように俺を見る直が

たまらなく愛しくなる。


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