*SWEET LESSON*



「う~ん…。美人と言うか、可愛いですね。見た目だけじゃなく、中身も。

俺が守ってやんなきゃ って思わせる位で。


そういえば、俺の彼女。長谷先生に似てるような…」



おいおいおいおい!!!そろそろ黙らないと、その整った口 縫い付けちゃうよ?



「ふ~ん? なんだか意外だなー」


悪かったわね!釣り合ってないカップルで!!


「や…柳瀬先生。田原君も一応具合が悪くて来たんですし、休ませてあげません?心なしか顔色が…」



ウソだけど。


「あぁ、そうだったねー。じゃあ、チャイムが鳴ったら起こすよ。ゆっくり寝るといい」


「はい」



ホッと胸をなでおろしたあたしだったが…


「ヒィ…!」



冷やかな目であたしを見下ろす大和。



言われなくても彼の考えている事は手に取るようにわかる。



『何楽しそうに 俺以外の男と話してんだよ、しかも二人っきりで』




うわ~ん!!


今夜にでもいぢめられそうだ…






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