Dear俺様教師【完】





帰り支度を済ませ、公園に向かうと先生は既に来ていた。



あの人先生だよね??


生徒より帰りが早いってどーなのさ。



だけど、あの日(私がこの公園で襲われた日)以来、先生は絶対私より先に公園に来ている。




優しいんだか・・優しくないんだか・・・分かんない人・・




「お待たせしましたっ」


「遅い」


「先生は本当に先生なんですか??」


「何だよ急に」


「いえ、こっちの話ですっ」



私は、溜め息をつきながら車に乗った。




「で、ご褒美の日って何ですか??」


「家についてからのお楽しみだ」


「変な事は考えてないですよね??」


「変な事??例えば??」


「それは・・・」



先生はニヤッと笑っては、「実来は変態だな」と言った。



「バカ教師/////」




いつも先生には、負ける。








< 120 / 328 >

この作品をシェア

pagetop