Dear俺様教師【完】
「もう!!なんなのよ・・私、先生の事相当好きなんだなぁ//何か色々妄想しちゃう・・ハァ」
独り言をブツブツいいながら、自分の部屋へ向かった。
その途中、爽君の部屋の前を通った。
「爽君・・・」
私は爽君の部屋の前に立ち、少し元気づけようと思い、ドアをノックした。
"コンコン"
「爽君??起きてる??」
返事がない。
「爽君??・・・もう寝たのかな??」
私がドアの前から離れようとした時、ゆっくりドアが開いた。
「実来??」
「爽君!!ごめん、起こしちゃった??」
「大丈夫だけど・・・何か用??」
「大丈夫かなぁ~と思って来たんだけど・・・」
「そうなんだ・・とにかく入れよ」
「うん」
爽君はやっぱり少し元気がない様子。
爽君は広い部屋を、二つ三つくらいの灯りで照らしていた。