その瞳に
プロローグ
そんな あなたが 大嫌い
何でも 知ってるような瞳をする あなた

悪魔のように笑うあなた
長い睫毛も 儚いのに何故かたくましい腕も

全部…全部…きらい…

いい聞かせて

もう 揺れたくない
あなたなんかに…

あなたを好きでいると私は意地悪になってしまうから…


自分が壊れてしまうから
そっけないふりをして、わざと見ないようにして
きらいなような態度をとって

傷つけてしまうような言葉を吐く


あなたのせい…あなたの瞳のせいだよ

みんなに 優しいあなただから

欲しくなってしまう

私だけのものになって欲しい


神様 この嫉妬どうしたら良いのでしょう
< 1 / 28 >

この作品をシェア

pagetop