桜龍学園
「ちょっと待ってくれるかなぁ~?」


そんな中あたしは声を発した。



組「なんだ。話は終わっただろ。早くうせろ。殺されてぇか」



「別に、殺されたいですっ!とか言ってませんけど~?頭大丈夫ですかぁ?クスクス」



竜「おい。舞姫…少しキレてねェ?少し本気だしてる。ボソッ」

春「話し方変わってるし…キレてんな…。ボソッ」

優「ま。あれはないよな。俺もキレそうだし。ボソッ」

雪「あーあ…馬鹿だなァ。この組完璧潰されるな。ボソッ」



組「てめェ…ッ!もう許さねェぞ!」


そう言うやいなや拳銃を懐から取り出してきた。


「あら…怒っちゃった?こんな簡単な挑発に乗るなんて…馬鹿ね?」


組「…ッ!てめェ!俺が銃持ってること忘れてんじゃねェよなァ!」


バァンッ



1発の銃声音。


銃は舞姫に向けられていたので、弾は舞姫に向かっていく。




「…ばぁーか」



舞姫はその弾を避け、一気に組長の懐に入る。



組「!?」



「あたし、あんたみたいなの…だぁっいきらい。」


舞姫はそう言うと、


組長を蹴りあげて鳩尾を殴り、腕をつかみ背負い投げをした。




ダァァァァァン!!


「フフ……これで中崎組は終わりね…」


舞姫は笑いながら組長の腹をグリグリと踏みつける。



「…それじゃあ…帰りましょう…?」


ニコッと竜夜達に笑いかける舞姫。



健「…お、おい…生きてるか…?コイツ…」


健がピクリとも動かない組長を見て舞姫に聞く。


すると


「生きてる生きてる。ちゃんと手加減はしたからね!」



と、舞姫はさっきと全然違う明るいさっぱりした表情で言った。




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