桜龍学園

た…竜兄がお怒りだっ……!!

何かお供えしなければ…っ!!


と、思い、

なぜかテーブルにあったチョコを口に放り投げる。

竜「……ウマ…」

静まった…ッ…!

あたしは汗を拭う…フリをして、ため息をつき、

「でも今年は何も手伝わされてなくない?」

と言った。


春「そーなんだよなぁ…!
今年何やんだか…」

「…面倒くさいやつじゃないといいけど…」

優「(…絶対面倒くさいヤツになると思うんだよな…)」

ハァ……と優兄がため息をつく。


どうした?と聞こうと思ったけど面倒くさいからやめといた。




…本当あたしって面倒くさがりだよね…ッ!!


春「まぁ……お楽しみって事だな!!


…そ れ よ り!!


遊ぼうぜ!!」

そんな春兄の言葉に

…阿呆…と呆れつつ


「まぁ……たしかに暇だしね…


どっか出掛けよっか…」

と言った。


時間もいつの間にか午前10時を過ぎていたし、店も開いてるでしょ…。


< 177 / 228 >

この作品をシェア

pagetop