桜龍学園
た…竜兄がお怒りだっ……!!
何かお供えしなければ…っ!!
と、思い、
なぜかテーブルにあったチョコを口に放り投げる。
竜「……ウマ…」
静まった…ッ…!
あたしは汗を拭う…フリをして、ため息をつき、
「でも今年は何も手伝わされてなくない?」
と言った。
春「そーなんだよなぁ…!
今年何やんだか…」
「…面倒くさいやつじゃないといいけど…」
優「(…絶対面倒くさいヤツになると思うんだよな…)」
ハァ……と優兄がため息をつく。
どうした?と聞こうと思ったけど面倒くさいからやめといた。
…本当あたしって面倒くさがりだよね…ッ!!
春「まぁ……お楽しみって事だな!!
…そ れ よ り!!
遊ぼうぜ!!」
そんな春兄の言葉に
…阿呆…と呆れつつ
「まぁ……たしかに暇だしね…
どっか出掛けよっか…」
と言った。
時間もいつの間にか午前10時を過ぎていたし、店も開いてるでしょ…。