桜龍学園


歩「ねぇねぇ!舞姫りんはぁー、どーしてここにいるの??」


「ま…舞姫りん!?」


歩「あ。その方が可愛いでしょぉ?♪…じゃなくてぇ、何でここにいるの?」


「あぁ~…えぇっとぉ…屋上がどんなか見てみたくて…?」


歩「なんで疑問系?(笑)
…んーそっかぁ。
ねーねー!!龍ぅ!聖ぃ!
舞姫りんならよくなぁい??」



??

何が??


龍「…別に。」

龍はあたしをチラッと見て答えた。


聖「…知らねー。…勝手にすれば?
俺は寝るから。」


歩「ふぅん。じゃ、おっけーってコトで♪行こ♪舞姫りん♪」


そう言って歩夢はあたしの手を引っ張った。


「っえ!?ドコに!?あの2人まだ言い合いしてるよ!?」


歩「屋上♪あいつらは放っておいて大丈夫☆」


そっか…

「え?でも屋上鍵かかってたよ…?」

歩「…これ!なんだかわかるぅ?(ニコッ)」



チャラッと歩夢がだしたものは…


「鍵…?」


歩「せいかぁあい♪屋上の鍵でーす♪」



へぇー屋上の鍵。


…え?屋上の鍵…?

「えええぇぇぇぇぇぇええ!?」



歩「良い反応♪」


「な、ななななんでそんなもの…」



歩「…それは内緒☆
ほら!行こっ?」



歩夢は屋上の扉を開けてあたしを青空の下へと引っ張っていった。



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