恋口の切りかた
あとがき
皆さま、円士郎と留玖の長い長い物語に最後までおつき合い戴き、有り難うございます!
そしてお疲れさまでした。

このお話を書くため、去年の9月に導花線が野いちごに出現してから、13ヶ月に渡ってほぼ毎日この物語の執筆を続けて参りましたが、皆さまの応援のおかげで、ついに完結させることができました。

出現当初から、この物語の更新を追い続けて下さった皆さま、途中から参戦してくださった皆さま、いつもお力をいただいてきました。
本当に有り難うございます。

書き始めた当初はまさかこんな長さになるとは思いもしませんでした。
完成してみれば実に2400ページ以上の、野いちご超長編と相成りました。
皆さまの中の携帯小説史に残る作品となって、長さだけではなく内容も一緒に記憶に残していただけたら嬉しいです。

実はこのお話、書き始めた頃の予定では、最終的に円士郎が結城家を継いで留玖がその正妻に納まるという、読者様にも完全に予想できてしまう結末を考えておりました。

しかし、携帯小説大賞にエントリーするに当たり、頭の中にあったこの物語後半の展開を書きながら大幅に変更致しました。
よし! 大賞に応募するなら、読み始めた時には誰にも予想できなかった結末を持ってこよう! と思いまして。

そんなわけなので、あとがきを先に読んでから本編を開いてみようという方、上のような結末ではありませんよ~?

それでも、二千ページを超える長編につき合ってくださった読者様にとって、ご満足戴ける結末となっておれば幸いです。
< 2,442 / 2,446 >

この作品をシェア

pagetop