初恋【短編】
しばらくして、あなたが私を急に離した。



もっと抱き締めてほしかったな…って思ってしまう私は欲張りかな。



でも離れたと思っていたら私の顔にあなたの顔が近付いて来ていて


私は えっ と言ってしまった。


あなたは寂しそうに

―いや?―

って聞いてきた


その顔がすごく切なかったので、私は首をぶんぶんと横に振った。
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