my Sweet Cat...《短編・完結》



「み…」





みい…?




真っ白い体。



横たわる小さな体。



一瞬みいこに見えた…



赤に染まって、丸くなったミィ。




「ミィ…お前何してんだよ」


突然いなくなっておいて。


「ミィ!!」



家に帰るんだろ?



『キョウイチ…ありがとう…』



風が、歌うように
みいこの優しい声が響いた。


涙が、溢れ出す。




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