箱入りお姫さまの秘密事



少し、いや、結構驚いた


大塚さんがそんな風に考えてくれてるなんて


てゆうか、私、女禁の黒百合荘にこれからも住んでいて良いんだ



「ありがとうございます
大塚さん!
なんか今凄く嬉しいです!
大塚さん、大好きです」


大塚さんは困ったように笑った

「お役に立てて何よりだよ」


それから、バイトの話や大塚さんの同級生の話をしながら、カレーをもりもり食べた




―――………

「ふはぁぁぁ
お腹一杯!
すみません
ご馳走してもらっちゃって」


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