雨に恋した華
一睡も出来ないまま迎えた翌日は、せっかくの代休なのに起き上がる事が出来なかった。


頭と喉が痛い。


泣き過ぎたせいで、頭の芯がボーッとしている。


両親に心配を掛けたくなくて、昨日は二人が眠るまで笑顔を繕っていたけど…


ベッドに入ってからは、『泣きじゃくる』ってこういう事を言うんだって思うくらい、ずっと泣いていた。


疲れ果てたあたしは、朝方になってやっと泣き止む事が出来た。


だけど…


それでもまだ、視界は滲んだままだった。


< 376 / 461 >

この作品をシェア

pagetop