ー親愛―




私が発した望みは 聞こえたのか、聞こえなかったのか分からないけど 彼は何も言わなかった






車まで 2人とも無言のまま歩いた




私は聞いていなくて良かったという安堵と 自分が言った言葉に気恥ずかしさを感じていた





真っ暗な沈黙の中 車に乗り込もうとした その時だった





< 49 / 166 >

この作品をシェア

pagetop