キンモクセイ
翌日
莉紗の意識がなくなった。

家族以外は
病室に入る事も出来なくて
僕は廊下でただ待つだけだった。

そして…
その日の夜

莉紗は永遠に旅立った。



部屋にはキンモクセイの香りだけが残された。
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