はぴねす
サボり


先生に事情を話し、私はのろのろと歩いた


ほんと最悪・・・


なんで私が絡まれないといけないんだよ


「お菓子でも買って帰ろっかな」


近くのコンビニに向かっていた時だった


ーどん


「っごめんなさ・・・」


「坂口優璃かぁくほ♪」


はぁ!?


え、ちょっと!?


「てか誰!?」


「オレらのこと知らないの?」


知るか、ボケ!!


「宮澤だよ、宮澤!!」


「宮澤って、あの最低兄弟のいとこ・・・?」


「最低兄弟?爽真兄貴と奏兄貴のこと?」


しまった。口が滑った


「まぁ、最低兄弟って言ってもおかしくないか・・・」


「女ったらしだもんな。爽真兄貴」


いつの間にか、もうひとり男子がいた


「あ~・・・かったり」


・・・ん?待てよ


「あの、貴方たちの制服って・・・」




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