縁ing for you物語
灘櫛
「経理っていったって、わたしはただの伝票整理担当よ。本物の経理は総務部にいるわ」
女子社員A
「で、で、でも、商品開発部の伝票は全部灘ちゃんのとこに集結するわけだし、酢竿野さんだって一目置いてると思うけど・・・」
灘櫛
「無理しないで・・・やっぱりわたしにはスキルが足りないのよ・・・」
女子社員A
「ってか、どうしたいの?」
灘櫛
「わたし、これに応募しようと思うの」
女子社員A
「新商品の社内コンペじゃない!」
灘櫛
「『シジミを世界に』ってコピー、なんかピンときたんだよね」
女子社員A
「そりゃあ、商品開発したら酢竿野さんだって灘ちゃんのスキルに脱帽でしょう?」
灘櫛
「やっぱそうかな?こういうのってスキルかな?」
女子社員A
「スキルなんじゃない?よくわかんないけど。いいじゃん、シジミ、世界に送りだしなよ!」
灘櫛
「ありがとう!何かやる気出てきた!」