かわいい笑顔 ～恋した彼は高校生～

次の日、陸くんと私は、のんちゃんのお見舞いに行った。


「陸くんまでありがとうね。昨日もお世話になっちゃったみたいで…」

「いえ、俺は何も…。でも本当に無事で良かったです」


「…ねぇ、のんちゃん」

「ん？何？」

「まず…謝らなくちゃいけないんだけど…」

「謝る？」

「今回のこと…彼氏さんに知られちゃったの…」

「え！？何で？」

「すいません、俺が…話してしまったんです！」



私は慌てて、昨日の夜の出来事を説明した。

そして、彼氏さんの想いも伝えた。