かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~


「気持ちだけでいい」


そう決意して言葉した私。


「は?」

「私、本当に1人で大丈夫!」

「桃香?」


切なそうな顔をする陸くん。



「もう構わないで。七海ちゃんと上手くやってよ!」


ズキッ…

怒鳴った瞬間…


お腹にすごい痛みが…


「いたっ…」

「桃香!?どうしたの?大丈夫?」



陸くんの声が聞こえた気がしたけど…

私の意識は、どこか遠くへ行ってしまった。

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