かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~

理解する気持ちと、過去への嫉妬




話終わって、泣きそうな顔して、

「最低でしょ?俺…」

そう呟いた陸くん。



「ううん…そんな事ない」

「いや。本当に先生の事考えたら、最初に突き放すのが本当だったと思うよ」

「うーん。たしかにそうかもしれないけど…
でもそれは、今陸くんが大人になったからそう考えられるんだよ…」

「大人か…」

「高校1年で、そんな大人な判断出来ないよ…」

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