未定
空斗 SAID
「なーな、空斗?あれお前の妹じゃね?」
ふと横を見ると朝日に覆いかぶさっているシン。
「何やってんのー?あの状況はヤバイっすよー。兄さん!」
たしかに。あいつ顔真っ赤にして・・・見てるだけでいらいらする。
「ぁぁああー!!!!!!」
むしゃくしゃして持っていたペットボトルを床に投げつけてしまった。
「朝日があんな奴に惚れるわけねーんだよ!!!」
あんな・・・森田シンなんかに。
「わ、わかってるよ。何本気なってんの?」
「なってねーよ。ただ・・・静流のことがあるからさっ・・・・」
「あー静流かぁ・・・別れたばっかだもんな~シン・・・
それになんとなく朝日ちゃんに似てる気もするよな・・・?」
「静流のコト忘れようとして朝日に近づこうってしてるんなら
許せねーからさぁ。」
「ぉおっ!空斗兄さん、妹思いだね~♪」
「ばーか。何ふざけたコト言ってんだよ」
「まぁーいいってことよ、おまえが朝日ちゃん大事なのはよく知ってるから」
「はいはいはい、わかったから、もうやめよーぜ」