俺様モデルと天然歌手のsweetなlove story.


――ガチャ



「お邪魔します」



『いらっしゃい』



聞きたいことが沢山ありすぎる。
まず今の状況が今だに理解できないくらいだ。
だって、今一緒にいるのは死んだはずのパパだもの・・・。



『向こうのソファーに座ってて?今お茶入れるから』



「すまないな」



桃夏が6歳の時に死んだパパ。

パパと呼んだ方がいいのか、お父さんと呼ぶのか、、、名前で呼んだ方がいいのか。


10年間も会っていなかったんだ。
いや、また再会できたことは奇跡なんだ。
本当だったら桃夏が天国に行くまで会えなかったんだもの。

だから、10年間も会っていないぢゃなくて、10年間越しに会えたんだ。
この言い方が正しいのかもしれない。



『はい、お茶』



「ありがとう」



『ねぇ、名前は?』



「忘れちゃった?」



『覚えてるに決まってるぢゃない。だけど、確認。本物なのかね?』



「新井結人(ゆいと)」



『ぢゃあ、ママとお兄ちゃんの名前は?』



「友里(ゆり)と航樹(こうき)」



『本物だ・・・。』



また会えたんだ。
また昔みたいに家族みんなでいれるんだ。



『ねぇ』



「なんだ?」



『昔みたいにパパって呼んでもいい?』



「パパって呼んでくれないつもりだったのか?」



『駄目って言っても呼ぶもん!』


「桃夏は変わってないね」



『ねぇ、パパはいつ日本に戻って来たの?なんで死んだ事になってたの?』



パパが死んだ、とママから教えてもらった時、桃夏はまだ6歳だった。


6歳という幼い年齢の桃夏にパパが死んだ原因を教えてくれるわけがなかった。


桃夏やお兄ちゃんがもう家に帰って来ることのないパパの話をしてると、ママはパパを思い出して寝室で一人泣いていたのを知ってる。


だから、桃夏もお兄ちゃんもパパの事は聞かなかった。聞けなかったんだ。



「・・・ママから聞いてないのか?」


『教えてくれるわけがないじゃない。』



< 38 / 38 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

学園王子3人組×学園お姫様3人組

総文字数/108,456

恋愛(キケン・ダーク)295ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
超イケメン 学園王子3人組 × 超可愛い美人 学園お姫様3人組 小川 隼斗 (おがわ はやと) 表は、優しい王子様。 裏は、Sで変態。 でも一応、童貞。 竹田 陸 (たけだ りく) 表は、クールな王子様。 裏は、ドSでちょっと変態。 滝沢 翔 (たきざわ しょう) 表は、爽やか王子様。 裏は、ドSでド変態。 でも、時々優しい。 × 杉原 莉奈 (すぎはら りな) 可愛いくて守ってあげたくなるタイプ。 でも、喧嘩☆上等。 黒木 遥華 (くろき はるか) カッコ良くて姉貴っぽい性格。 でも、実は乙女?? 中井 美瑠 (なかい みる) 可愛い&モテることに自覚無しの天然娘。 でも、男嫌い。 それには…― この6人が繰り広げる、恋愛、友情、青春…何でもありの楽しく甘い高校生活☆

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop