ハニー*スパイス
それから3日間。
急に熱を出したあたしは、家から出ることができなかった。
携帯の番号すら教えてもらっていないあたしには、岳さんに連絡を取るすべもなく。
どうしてるかな?
ひょっとして、心配かけてる?
とか気にしつつも、どうすることもできなかった。
そして4日目。
あたしは足取り軽く、ヘクセンハウスに向かった。
手にしている紙袋の中には、家から持ってきたクリスマスグッズ。
「岳さーん! ……あれ?」
ドアを開けてみるものの、また岳さんはそこにはいなかった。