SCANDAL
始まり
いつものように京子は相手の彼女から問いただされていた。
「だから〜、別に互いに満たされただけじゃん。」
「絶対、許さない。」
「何?リークでもするの?」
「いや、その。」
「ただ、そっちが言ったって、売名行為で好感度下がるよ。」
京子は、いつも通り受け流した。女は悲劇のヒロインになりきって、京子に復讐することを誓った。
「京子さん、私は絶対、落とします。」
< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop