最強☆マイヒーロー





「フフ~ン」



待ってました、と言わんばかりのその表情を、バレない程度に微笑みながら見る




「とりゃッ!」



「!」



何をしてもらえるんだろうと思っていたけど……


これは心臓に悪すぎるぞ…





琥珀は、俺を後ろから抱きしめていた




「テンション上がるでしょ~?こーんな美人の子に抱きしめられてるんだから」



馬鹿野郎…



「は?アホか」



上がりすぎて下がらなくなっただろ!?



ヤバイ…



顔がニヤける…////



「強がらなくていいんだよ~?」


楽しそうにそう言う琥珀を感じて、俺も楽しくなる




「あ~…そうだな…もう少しボン キュッ ボンだったら、よかったけどな~」

ふざけてそんな事を言う俺に、琥珀は軽く怒る




「それは、喧嘩を売ってるのかな…?」








< 159 / 241 >

この作品をシェア

pagetop