俺様甘甘王子様





 光瑠が愛紗美ちゃんを好きだとはね―。


 まぁ…いんじゃね?


 


 踊る…ねぇ。




 『姫…俺と一緒に踊りませんか?』


 光瑠が俺に手を差し伸べた。



 ゾクゾクッ!!!


 一瞬にして、鳥肌がたった。



 「誰が姫だコラァッ!!!!」

 『ぅ…』



 俺は、襟ぐりをつかむ。


 

 光瑠は、すいませんと謝ってきた。






 そのセリフは愛紗美チャンに言うんだろ?



 俺に言うんじゃねぇよ。

 気持ちワりィ。






















 
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