俺様甘甘王子様






 それだけのことなのに…。

 あたし…

 悲しい気がする。



 
 『雅?どした?』

 「へ?!なんでもない」

 『まぁた~!!
  親友に嘘はいけませんぞ?』

 「あさみん…」


 あたしは、しょんぼりした顔で

 アサミンを見る。


 あさみんはニコニコと

 堂々としていた。


 あさみんが親友でよかった

 って思った。


 
 『言ってみなよ』

 「でも」

 『親友の相談くらい
  のりたいの!!』

 「……うん」


 
 あたしたちは
 
 神社に向かいながら

 話をした。


 



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