一片の桜
第一章

一年前









チュンチュンッ







カーテンの外から入り込む眩しい日差し







それと共にキラリと光る小さな指輪







もう、″君″がいなくて一年――・・・・。







君のいない生活に慣れたことなんて







一度もなかった―――――――・・・。





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