+Sariel+










「あー、も!!分かった!!
行きゃぁ、良いんでしょ?!」








それから数分後。



イライラの頂点に達したあたしは、そう叫んだ。

携帯を思いっきり壁に壁に投げつける。

バコッいい音がして。
携帯が床に落ちた。



「うっわー!!アズサちゃん、コワッ!!」


「行ってくるから、大人しく家で待っててよ!!」




なんであたしがコイツに指図されなきゃいけないわけ?!





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