題 未 定



渡されたオタマとボール。と材料?


「えーと…クレープ屋をやるということでですね、池田先生に頼まれました、料理部の亀井春菜が、皆さんにクレープの作り方を教えます…お願いしま…。」

『お願いしまーす!』



っておめーら声でけぇ!!
張り切りすぎだろ!


「カワイイな…。」

横で啓哉が呟いた。

ので初めて亀井さんとやらを
見てみる。

びっくりして
息が止まるかと思った。




「…だめだめ。貧乳。はいアウト。俺様のあおちゃんの方が絶対可愛いからね。うん…。」

啓哉を見返す。

………だあああ!!
なんだよ…!
なんだよその目ぇぇ!
ってゆーか亀井…?


「そうですね~。」

「は…はあああん?当たり前だろ!」

つーか亀井…

「はいはい。」


「そういえばさ。お前最近珍しく女いなくね?」

動揺しながらも
クレープの生地を混ぜながら聞く。


「ああ…。まあ~うん。なんか疲れるしさ?」



「そか。」



啓哉が少しわらって
しばらく女はいいわ。
と言った。


あの節操のない
チャラ男が…
びっくりだわ…。

てゆーか亀井…春菜?
なんで………。


俺は亀井から
目を離せずにいた。

亀井の顔に何か付いているワケでもない

それに別に変な意味じゃない。

ただ……



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