彼とあたしの秘密の事情

次の日、オーナーに契約書を渡し、
俺はこれで正式に移籍することに決まった


このことは、オーナーと俺、姉貴しか
知らない・・・


今回は、わかなにばれるのが怖くて
陸にも言えずに出した答えだった


「今まで、ありがとうございました。
 マスコミには最後の試合の後、ファンの
 みなさんにと一緒に正式に報告したい
 とおもっています。」


「凌、おまえならきっとあっちでも
 大丈夫だ。
 
 限界まで頑張って来い!!」


オーナーはそういうと、俺を送りだして
くれた


俺が、わかなの前で・・・・・
陸と一緒に試合が出来るのは、

後、残り1試合しか残されていない


俺は、そこで出来る限りのことを
やろう。

わかなにも、俺の思いはすべて
伝えよう




 
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