彼とあたしの秘密の事情

そして、竜也さんは話を続けた。


「でも、そのかわりに合宿中とかは
 全然メールも電話もしなかったよ。

 奥さんも奥さんの方で俺を気にして
 くれたみたいで、奥さんからもメール
 も電話もなかった。 」



「え・・・じゃあ今回も?」



「もちろん。なんなら携帯見る!?
 合宿中は誰からも来てないから・・」



そう言うと
竜也さんはポケットから、携帯を出した。



やっぱり、そこには奥さんからのメールも
友達からのメールや電話さえ入ってなかった



「やっぱり、俺達はプロとしてここに
 いるんだからしっかりやるときはやって
 けじめを付けないと・・・


 でも、こんなカッコイイこと行っても 
 正直寂しいんだよね・・・。」




プロとして・・・・


けじめを付ける・・・


今日の竜也さんはいつも以上にカッコイイ
と思った。




俺にもそんな事が言える日はくるのかなぁ




 

 
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