ごめんね、ありがとう…先生
「伊能先生の趣味ってなんですか?」
「趣味?そうだな…読書かな」
「ほ、本当?私も好きなんです」



紗依は拓也と本について話していた。




「俺、戻るわ。ごちそうさま、拓也」





渡部先生が教室に戻っても二人の話は止まらない。










気づけば、もうすぐ7時を指していた。


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