ごめんね、ありがとう…先生
第7章 委員会
月日が過ぎるのは早いもので、新しい季節の4月が過ぎ、5月に入りゴールデンウイークを迎えた。








「ありがとな。香山」
「こちらこそです。先生」




今年も保健委員になった沙依は伊能先生の手伝いをしていた。傍にいられるから断る理由もないのに、お礼に勉強を見てもらうという約束をしていた。








「じゃあ、始めようか?」
「はい」


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